お酒のアルコール度数とは?基本と主な例を紹介

ビールやワイン、焼酎に日本酒など、さまざまなお酒がありますが、これらには全て、アルコール度数というものが書かれています。こちらの記事では、アルコール度数とは何なのかという基本の情報と、それぞれのお酒のアルコール度数を紹介します。

アルコール度数とは?

まずは、アルコール度数とは何のことなのかを解説します。

 

それぞれのお酒に含まれるアルコールの割合

アルコール度数とは、ビールやワインなど、様々なお酒に含まれているアルコールの割合のことです。例えば、5%のビールなら、100mlあたり5mlのアルコールが含まれているということがわかります。

 

%と度は、書き方の違いで内容は同じ

お酒によって、%と度で記載されている違いがありますが、これは内容としては同じものです。ビールやワイン、酎ハイは%で、焼酎や日本酒は度で表記されることが多いです。

 

お酒によるアルコール度数の例

ここからは、各お酒のアルコール度数の一般的な数値を紹介していきます。

ビール

ビールや発泡酒は、5〜7%程度のアルコール度数のものが多いです。同じように、缶で売られている商品として、酎ハイもこのぐらいの度数のものが一般的です。

ワイン

ワインの平均的なアルコール度数は12%程度と言われています。ワインと一口に言っても、赤ワインと白ワインがありますが、比較すると赤ワインの方がアルコール度数が高い傾向です。赤ワインは12〜16%程度、白ワインは5〜14%程度となっています。

焼酎

焼酎は、酒税法で単式蒸留焼酎(本格焼酎、焼酎乙類)は45度以下、連続式蒸留焼酎(焼酎甲類)は36度未満で作らなければいけないとされています。そんな中で、一般的に販売されている焼酎の多くは、本格焼酎がアルコール度数25度前後です。そのまま飲むと、ビールやワインに比べて度数が高めですが、水割りやソーダ割りにすることで、アルコール度数を薄めて飲むことも多いです。

日本酒

日本酒も、アルコール度数が決められているお酒です。酒税法では、国内で日本酒として販売できる度数を、22度未満と定められています。一般的に流通している日本酒の多くは、15度前後のものが多いです。日本酒も度数が高いため、ビールや酎ハイのようにグビグビとは飲まず、ちびちびとおちょこなどで飲むのが一般的です。

 

まとめ

こちらの記事では、アルコール度数の基本的な情報と、主要なお酒のアルコール度数の例をまとめて紹介しました。当然、アルコール度数が高いお酒は酔いやすく、またたくさん飲めば飲むほど体内にアルコールが摂取されるので、自分の体に無理のない範囲で飲むようにしましょう。

 

アルコールに酔いやすいという人は、アルコール度数の低めの酎ハイや白ワインを選んだり、焼酎を薄めて飲んだりするのが安心です。自分に合ったアルコール度数や量を見極めて飲むのが、お酒との上手な付き合い方だと言えます。